階下漏水で水浸しになっていた

土浦水道建築復興支援センター

現場の状態

お客様から修理依頼があり現場状況となります。キャンペーン登録有難う御座いました。

【依頼現場】 茨城県かすみがうら市
【不具合箇所】 水道配管
【作業前の様子】 室内に引き込むポリ管に亀裂が・・・見た瞬間に血の気が引く思いでした。少しでも発見が遅ければ漏水で部屋が大惨事になる手前って感じでした。

作業状況

賃貸マンションを管理している管理会社様からパイプスペースで水漏れが発生していて階下漏水もしているので修理にすぐに来てほしいということで現場にお伺いすることになりました。
調べてみたところ、給湯器につながっているポリ管に亀裂が入っていて、水漏れを起こし階下漏水していることが判明しました。管理会社の担当者様も現場に立ち会っていただき、状態確認をした後に交換作業の開始となりました。
まず亀裂が入っているポリ管を切断し取り外します。そして、新しいポリ管に接続部分を取り付けて再接続し水漏れがしていないかを念入りに確認した上で作業が完了となります。
今回も同様の作業で、さほど時間がかからなく解決することができましたがマンションにお住まいの場合には、パイプスペースの内側で知らないうちに水道管に亀裂が入っていて階下漏水を起こしてしまうということも見受けられます。
ひどい場合には、室内にも漏水が及ぶこともがありますので、少しでも異変に気が付いた時にはできるだけ早く建物を管理する管理会社に連絡をして補修をしてもらうようにしましょう。


現状17

ポリ管に亀裂が入る原因

ポリ管に亀裂が入る原因としては、以下のようなものがあります。

●地盤の沈下や地震などによる衝撃
●ポリ管の老朽化や劣化による強度の低下
●鋭利な岩石や他の鋭利な物体による損傷
●外部からの加圧による損傷
●適切でない施工や取り扱いによる損傷

ポリ管に亀裂が入ると、漏水が発生するため、早急な修理が必要です。また、ポリ管は長寿命であるとされていますが、適切な管理やメンテナンスが行われていない場合には、亀裂が入りやすくなります。

ポリ管とわ

ポリ管(ポリエチレン管)は、ポリエチレンというプラスチック素材を使用して作られた配管の一種です。ポリ管は軽量で耐久性があり、耐薬品性や耐久性に優れているため、水道やガスなどの配管に広く使用されています。
ポリ管の特徴としては以下のような点が挙げられます:

・軽量で取り扱いが容易: ポリ管は軽量であり、取り扱いが簡単です。配管工事の際には重たい金属パイプと比較して作業がスムーズに行えます。
・耐久性が高い: ポリ管は耐久性があり、腐食や錆びに強い特徴があります。水やガスなどの流体に対して長期間にわたり安定して使用することができます。
・曲げやすい: ポリ管は柔軟性があり、曲げやすい特徴があります。これにより、配管のルートに合わせて自由に曲げたり、狭いスペースに取り付けたりすることが可能です。
・耐熱性と耐寒性: ポリ管は一定の耐熱性と耐寒性を持っています。一般的に、ポリ管は広範囲な温度範囲で使用することができますが、具体的な耐熱性や耐寒性は製品によって異なる場合があります。

ポリ管は一般的に水道やガスの配管に使用されるほか、農業用の灌漑システムや地下排水のための排水管などにも広く利用されています。また、ポリ管は継手や接着剤を使用せずに熱溶着によって接続することが一般的です。
なお、ポリ管の適切な使用方法や取り扱い方については、メーカーや専門家の指示に従うことが重要です。また、地域によっては特定の規制や基準が存在する場合がありますので、関連する法律や規制を遵守する必要があります。

耐久性
ポリ管(ポリエチレン管)の耐久性は非常に高いと言われています。以下にポリ管の耐久性に関する特徴をいくつか説明します:

・耐薬品性: ポリ管は一般的な薬品に対して非常に耐性があります。酸やアルカリなどの薬品に対して腐食や変色が起こりにくいため、化学物質を使用する施設や産業用途に適しています。
・耐圧性: ポリ管は高い圧力に耐えることができます。正常な使用条件下では、ポリ管は一定の圧力に耐えることができ、水やガスの配管に使用されることがあります。
・耐摩耗性: ポリ管は摩擦による劣化や摩耗に対しても耐性があります。そのため、長期間の使用においても配管内部の摩耗が少なく、劣化しにくい特徴があります。
・耐候性: ポリ管は屋外での使用にも適しています。紫外線や気候変動に対して耐性があり、劣化しにくいため、屋外の水道や灌漑システムなどに広く使用されています。

耐腐食性: ポリ管は金属パイプと比較して腐食しにくいため、地下水道や地下排水などの環境にも適しています。腐食によるパイプの劣化や漏水のリスクを軽減することができます。
ただし、ポリ管の耐久性は使用条件や設置状況によっても異なる場合があります。正しい取り扱いや適切な設置方法を守ることが重要です。また、ポリ管の耐久性に関する具体的な情報や保証については、メーカーの指示や製品仕様書を確認することをおすすめします。

修理コスト表
水道設備で蛇口やトイレを使わないわけにいけないことが常識です。使っていれば故障や不具合を起こし水漏れや詰まりなどの水トラブルが発生してしまいます。水まわりでお困りのときや水道修理でお困りの時には当社にご連絡下さい。水道修理だけでなく些細な水まわり補修から給排水配管の大規模な水道工事にも承りお客様の水道設備のお困りごとを迅速に解決に対応致します。